目先の勝利など要らない。超変革継続を望む。

交流戦は貯金2で終了し、想定外の嬉しい結果になったが、ここ3カードの平均得点は2.5点と投手にかなりの負担を要している。

結局、いきつく課題は変わらず点が取れない、原因も長打不足、機動力が使えないと変化は見られない。
しかも、ここ2カードはベンチが足を絡めた攻撃をするわけでもなく、機動力を使えるスタメンを組むわけでもなく変化や危機感が見られない。ヒットがある程度出ていて点が取れないのは、ベンチにも責任の一旦があることを自覚しなければならない。不調時にこそベンチが積極的に変化を取り入れるべきだ。

4、5月と明らかに違うのが、糸井、福留の不調だ。編成上、二人への依存度が高過ぎることが問題だが、各チーム主軸が打たないと得点力は落ちる。もちろん、主軸も長いシーズン好不調の波はあり、チーム力とは、その波を小さくすること、その他で補い合うことである。特に阪神は主軸にベテランが多いため、こういう時こそ去年育成を開始した原口、高山、北条の爆発を期待してしまうが、やはり育成1年間だけでそれを望むのは虫が良すぎる。二人の復調を待ちながら残る変化はベンチワークのみで、今一度、適材適所の打順変更で打開策を講じたい。

6/26現在の打者主要成績
【出塁率】鳥谷.401 糸井.388 上本.379 福留.356 
【安打】高山67 鳥谷65 糸井60 福留57
【長打率】中谷.447 原口.408 糸井.399 高山.395
【得点圏打率】糸井.379 鳥谷.309  原口.277 糸原.257
【本塁打】糸井8 中谷・福留7  高山5

主要成績からも糸井があらゆる部門に顔を出しているので、依存度の高さが顕著に出ている。要するにロートルのFA選手の好不調で得点もしくは勝敗が左右されてしまっている。それは金本が目指しているチームではない。出塁率の高い鳥谷を6番に置いているのも効率が悪く疑問だ。鳥谷にはランナーをかえす役割ではなく、チャンスメイクの役割を与えるべき。上記成績と福留不調を考慮すると、

1上本④
2鳥谷⑤
3糸井⑧
4原口③
5高山⑦
6福留⑨
7糸原⑥
8梅野②

が妥当だろうか。
しかし、長打力不足となると中谷、原口を併用したい。福留の不調が続くのであれば、相手投手との兼ね合いで、中谷と交互にスタメンもありだろう。打順も4番ではなく6番で起用したい。

そしてこの打順はどうだろうか?一度はこの打順を見てみたい。
1上本④
2糸井⑨
3鳥谷⑤
4原口③
5高山⑦
6糸原(北條)⑥ 
7中谷⑧
8梅野②
出塁率が高く、単独で盗塁できる上本、糸井、鳥谷を上位に置いて、下位に長打力のある中谷、糸原を置く。但し、高山と中谷は早打ちのため、間に糸原を挟みたい。もちろん、複数得点を常に狙いにいくため、基本バンドはしない。

高山について、交流戦から試しているセンターだが私は大反対だ。
特に24日は広島にセンター絡みで舐められた走塁をされまくっていた。単純に肩の強さや脚力は普通だが、打球への判断、追い方や入り方がプロ一軍のセンターを守るレベルにはない。
そもそもセ・リーグ外野守備でもトップレベルの中谷が一塁を守っていることが歪である。福留、糸井の負担考慮も良いが、高山はレフト、中谷にはセンター(もしくはライト)を守らせて欲しい。
一方、打撃では、打者有利のカウントから追い込まれているようなスイングが勿体ない。ヒットの8割は0ストライク、1ストライクから出ているのも現実で、初球打ち、早い仕掛けは大いに結構だが、問題は自分のスイングができたかどうかである。
何も考えずに来た球を反応だけで振っていてこの成績なので、それはある意味凄い事なのだが、せめてコースか球種ぐらいは絞って決め打ちして欲しい。打者のタイプに寄るといえばそれまでだが、あまりに上記のような打撃が目立つ。
中谷も一見、同タイプに見られがちだが違う。確かに高山と同じく反応で打っているが、追い込まれるまでは、自分のスイングが出来ている割合が高い。ボールの下を叩くか、差し込まれてポップフライという打撃が多いが、中谷のようなアッパー軌道のスイングは、長打とポップフライは紙一重でその間を埋められると変貌を遂げるのだが…。最近では、追い込まれてもファールで逃げたり、ノーステップで打ったり(個人的には反対だが)と経験を重ねて工夫や成長も見られる。中谷の飛躍のポイントは真っ直ぐを一振りで前に飛ばせるかどうかに尽きる。

理想は4番に右の外国人長距離砲がいて、その他を日本人で固められることだが、金本の超変革はそれをゴールとはしていない。
私が考えるゴールは、高山⑦、中谷⑧、原口③、北条⑥、糸原④がレギュラー定着し、三塁を外国人でまかなう。その三塁に大山が挑む。そんな阪神を夢見ている。

最近では一塁で外国人獲得の情報が出ているが、私は反対だ。ここで外国人をとると中谷、原口のスタメンがなくなってしまうことが一番怖い。

そもそも今季優勝など無理な話で、口にするのも恥ずかしい。もちろんファンも望んでいない。
投手力は別として、広島とは打撃、走塁、守備で途方もない高校野球とプロぐらいの差がある。
目先の勝ちよりも、生え抜き野手、純国産打線で安定して優勝争いが出来るチーム作りを望む。

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